診療案内

診療時間/休診日

※土曜の午後、
木・日・祝日は休診です。

受付時間
9:00~11:40 × ×
15:00~17:10 × × ×

来院にあたって

受診の際は、必ず保険証をお持ちください。複数枚お持ちの方はすべてご持参ください。

他の医療機関で治療を受けられている方は、治療内容がわかる資料(お薬手帳など)をお持ちください。

他の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方は、ご持参ください。

診察時には、尿検査をおこないますので、水分をしっかりとって受診してください。

主な泌尿器科の病気

  • 膀胱炎

    膀胱炎は、尿路感染症のひとつで、多くの女性が一生に一度はかかると言われるほど身近な病気です。
    細菌が尿道・膀胱に侵入して膀胱粘膜の炎症を起こします。頻尿、排尿痛、ときには血尿が見られることもありますが、通常は熱が出ません。
    治療は、抗菌薬の内服で通常治りますが、再発を繰り返す場合には詳しい検査が必要になります。
    再発性・難治性膀胱炎の中には、結核性膀胱炎・間質性膀胱炎・膀胱がんが原因となっている場合がありますので、泌尿器科専門医の診察が重要です。
    膀胱炎だと思っていても、高熱や腰痛がある場合は腎盂腎炎を起こしている可能性がありますので、早期に点滴治療が必要になります。

  • 腎盂腎炎

    細菌が腎臓にまで到達して腎臓に激しい炎症を起こします。38℃以上の高熱や背部痛、ときには寒気を伴います。早期に抗菌薬の点滴・安静加療(入院)が必要になります。

  • 慢性前立腺炎

    30代以上の男性によく見られます。排尿後すっきりしない、陰嚢のおくに不快感(違和感)がある、足の付け根のあたりに痛みが走る、尿の切れが悪い、尿が少し漏れるなどいろいろな症状を訴えられます。前立腺マッサージ後の検尿や細菌検査を行って、抗菌薬で治療を行います。

  • 亀頭包皮炎

    亀頭や包皮(亀頭に連続する粘膜と皮膚の部分)に痛みや腫れを起こします。抗菌薬の内服や塗り薬で治療します。

  • 性感染症(クラミジア性尿道炎、淋菌性尿道炎)

    尿道から膿が出る、下着が膿で汚れる、排尿時に痛みがある、といった尿道に炎症を起こした症状です。
    代表的な疾患はクラミジア性尿道炎、淋菌性尿道炎です。パートナーも同時に治療しないと再発する可能性が高いので、パートナーも同時に治療し治癒したことを確認する必要があります。近年は、非淋菌性非クラミジア性尿道炎も問題になっていますので、正確な培養検査が重要です。

  • 前立腺肥大症

    年齢とともに前立腺が腫れてくる病気です。
    前立腺は男性だけにある臓器で、役割は前立腺液(精液の1/3を占めます)を分泌して、精子の運動を助ける働きをします。正常の大きさは20mlまでですが、前立腺が腫れてくると尿が出にくい、尿が近い、尿がもれるといった症状がでてきます。最悪の場合、尿がつまって下腹が張って苦しい状態(尿閉)で受診されます。
    治療は、近年すぐれた内服薬がありますので、まずは薬で治療しますが、薬の効果がない場合には内視鏡手術がすすめられます。

  • 過活動膀胱

    おしっこが間に合わない、我慢できずに尿が漏れる、夜の尿の回数が多いなどの症状を伴う病気(症候群)です。男女に共通した病気であり、内服薬で治療を行います。

  • 腎がん

    近年では健診での超音波検査や他疾患精査中のCTで腎臓に腫瘍が見つかることが多くなりました。造影CTで腎腫瘍が悪性かどうかを予測しますが、悪性を疑った場合には手術による摘出が必要です。最近では腎臓の腫瘍部分だけを取り除く腎部分切除術が主流になっています。

  • 膀胱がん

    目で見て赤い尿が出る(肉眼的血尿)、痛みがない血尿が出た、といった症状があるとまずは、尿路がんの鑑別が必要です。とくに頻度が高いのは膀胱がんです。血尿の程度と進行度は相関しないといわれていますが、血尿がでた場合には早期の受診が必要であり、膀胱鏡検査を行って膀胱がんの有無を調べます。早期であれば内視鏡手術のみで治療は終わりますが、進行度によっては膀胱全摘術や化学療法が必要になります。

  • 前立腺がん

    PSA(血液検査)検査で早期発見ができるようになりました。
    PSA検診も行われるようになり、前立腺がんは年々増加傾向にあります。早期の前立腺がんはほとんど自覚症状(排尿痛・血尿・排尿困難)がありませんので、PSA検査は必須です。前立腺肥大症と合併していることもよくありますので、PSA高値を検診やかかりつけ医で指摘された場合には、泌尿器科受診をお勧めします。前立腺肥大症でもPSAは軽度上昇しますので、PSA高値=前立腺がんとは限りません。受診されると、直腸診・超音波検査を行います。必要に応じてMRI検査を行います。前立腺がんの診断は組織検査(前立腺針生検)で確定します。治療は、無治療経過観察(PSA監視療法)・ホルモン治療・前立腺全摘除術(ロボット手術、腹腔鏡手術、ミニマム創手術、開腹手術)・放射線治療(体外照射:陽子線治療・IMRT、体内照射)など多岐にわたります。

  • 精巣がん

    20代~30代に多い病気です。痛みがなく精巣が腫れてきます。早期発見ができれば治癒できる可能性が充分ありますので、恥ずかしがらずに早めの泌尿器科受診をおすすめします。

  • 陰のう水腫

    中高年男性に多い病気です。痛みがなく精巣が腫れてきます。触っただけでは精巣がんと区別がつきませんが、超音波検査で簡単に診断がつきます。陰のう水腫と診断がつけば、針を刺して、”みず(内容液)”を抜きます。再発を繰り返す場合には手術を行います。

  • 尿路結石

    腎結石・尿管結石・膀胱結石など総称して尿路結石といいます。結石成分によっては、内服薬で溶ける成分(尿酸結石)もありますが、多くはシュウサンカルシウム結石ですので内服薬では溶けません。内科的治療は、排石促進薬や鎮痛薬を使います。外科的治療は体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や内視鏡手術(TUL・PNL)が通常行われます。開腹手術は特殊な場合を除いてはほとんど行われなくなっています。

  • 尿失禁

    尿が漏れる病気です。特に咳やくしゃみで尿が漏れる、運動時に漏れる場合には、腹圧性尿失禁といい女性に多い病気です。骨盤底筋体操や内服薬で治療を行います。効果がない場合には手術(TOT、TVT)を行います。

  • 夜尿症

    小児に多い病気です。年齢とともに自然治癒する傾向にありますが、近年では積極的に治療を行うことで、早期に治るとの報告があります。治療は、就寝前の飲水制限、夜間の尿量を減らす薬、アラーム療法(おねしょセンサー)などがあります。

  • 男性更年期障害

    女性と同様に、男性にも更年期障害があることがわかってきました。加齢にともなって、
    男性ホルモンが低下することによって、抑うつ・無気力・集中力低下・疲労感・不安感・性欲低下などさまざまな症状が出てきます。男性ホルモンであるテストステロンを測定して診断します。診断がつけば、ホルモン注射で治療をします。

  • 性機能障害(ED、インポテンツ)

    勃起障害(ED)、性交不能、射精障害、性欲減退など総称して性機能障害といいます。
    ED治療薬には、バイアグラ・レビトラ・シアリスがあり、自費診療になります。

  • 自費診療

    ED治療薬や男性型脱毛症などは、公的な医療保険(保険診療)が適用されない自費診療(自由診療)になります。治療にかかる費用はすべて患者様負担となります。受付にて”自費診療希望”の旨をお申し出ください。

    ※料金につきましては、”医院からのお知らせ”に記載していますので、ご参考にしてください。
    ※当クリニックでは、外来手術(包茎手術、パイプカット)はおこなっておりません。
     ご希望の場合には、提携病院へご紹介させていただきますので、ご了承ください。